民泊M&Aとは?民泊事業を売却する方法・相場・注意点を解説

「民泊は売却できるの?」
「民泊事業をM&Aで譲渡することは可能?」
「民泊の売却価格はどのくらい?」
このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
近年、インバウンド需要の回復や民泊市場の拡大により、民泊事業を売却する「民泊M&A」という取引も増えています。
この記事では
- 民泊M&Aとは何か
- 民泊事業の売却方法
- 売却価格の考え方
- 売却時の注意点
について分かりやすく解説します。
民泊M&Aとは
民泊M&Aとは、民泊事業そのものを売買する取引のことです。
通常の不動産売却とは異なり、民泊の場合は以下のようなものを含めて事業として譲渡されるケースが多いです。
主な譲渡対象
- 家具・家電
- 運営ノウハウ
- 外注体制
- 予約管理
- 運営マニュアル
- 賃貸借契約
- 許認可
民泊事業を売却する理由
民泊オーナーが売却を検討する理由は様々です。
代表的な理由を紹介します。
運営負担が大きい
民泊は
- ゲスト対応
- 清掃手配
- 予約管理
など日々の運営業務が発生します。
副業で始めたものの、想像以上に手間がかかるため売却を検討するケースもあります。
別事業に集中したい
民泊事業者の中には
- 不動産投資
- 他のビジネス
- 本業
など複数の事業を行っている方もいます。
資金や時間を別事業に集中するため、民泊を売却するケースもあります。
利益が出ているタイミングで売却したい
民泊事業は
- インバウンド需要
- 観光需要
の影響を受けやすいビジネスです。
稼働率が高く利益が出ているタイミングで売却することで、より良い条件で売却できる可能性があります。
民泊M&Aの売却価格の考え方
民泊事業の売却価格は、いくつかの要素によって決まります。
年間利益
最も重要な要素の一つが年間利益(厳密にはEBITDA)です。
一般的には
年間利益 × 数年分
という考え方で価格が検討されるケースがあります。
稼働率・ADR
民泊では稼働率/ADRも重要です。
例えば
- 稼働率が高い
- 予約が安定している
- ADRが地域平均に対して高い
案件は、買主からの評価が高くなる傾向があります。
レビュー評価
民泊ではレビューも大きな要素になります。
例えば
- 高評価レビュー
- レビュー数が多い
などの場合、運営実績として評価される可能性があります。
物件の立地
立地も重要です。
特に
- 東京
- 大阪
- 京都
など観光需要が高いエリアでは、民泊需要も高い傾向があります。
民泊事業を売却する方法
民泊事業の売却方法はいくつかあります。
①知人や事業者に直接譲渡
知人や民泊事業者に直接譲渡する方法です。
メリット
- 仲介手数料がかからない
デメリット
- 買主を見つけるのが難しい
②M&A仲介を利用する
民泊M&Aを扱う仲介会社を利用する方法です。
メリット
- 買主候補を紹介してもらえる
- 契約サポートがある
デメリット
- 仲介手数料がかかる場合がある
③民泊コミュニティで募集する
民泊オーナーコミュニティなどで売却先を探す方法です。
ただし、
- 契約トラブル
- 条件交渉
などに注意が必要です。
民泊売却の注意点
民泊M&Aでは、いくつか注意点があります。
物件契約の確認
賃貸物件の場合
- 転貸
- 事業譲渡
が可能か確認する必要があります。
物件オーナーの承諾が必要なケースもあります。
許可の扱い
民泊には
- 住宅宿泊事業
- 旅館業
- 特区民泊
など複数の制度があります。
住宅宿泊事業と特区民泊は許可の再取得が必要になる可能性があります。
運営体制の引き継ぎ
民泊は運営体制も重要です。
例えば
- 清掃スタッフ
- チェックイン対応
- ゲスト対応
などの体制を整理しておくと、買主からの評価が高くなる可能性があります。
民泊M&Aは今後増える可能性がある
近年、民泊市場は拡大しています。
それに伴い
- 民泊事業の売却
- 民泊事業の買収
といったM&Aも増えてきています。
特に
- 運営実績がある
- 稼働率が高い
- 都市部の案件
などは、買主が見つかる可能性があります。
まとめ
民泊事業は、不動産売却ではなく
事業売却(民泊M&A)
という形で売却されるケースが多いです。
売却価格は
- 利益
- 稼働率
- レビュー
- 立地
などによって変わります。
民泊事業の売却を検討している場合は、早めに情報収集をしておくことが重要です。
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本記事の監修
株式会社Tabiji Partners代表取締役
濱口優太郎
東京都の旅館業民泊・住宅宿泊事業を中心に、東京都の各種民泊事業譲渡プロジェクトのメインアドバイザーとして、民泊・旅館業M&Aを成約に導く。個人での仲介実績は30件超